Fire TV Stickを使って、手元のスマートフォンやパソコンの画面をテレビの大画面に映し出したい。
そう考えて設定を試みる方は非常に多いです。しかし、実は送信元となるデバイス(Android、iPhone、Windowsなど)によって、設定のアプローチや難易度が全く異なることをご存知でしょうか。
「説明書通りにやったのに繋がらない」「iPhoneだとメニューが出てこない」といった声もよく耳にします。ここではFire TV Stickの標準機能をフル活用する方法から本来は非対応であるデバイスを接続するための裏技的な手法まで、初心者の方にも分かりやすくかつ技術的な背景も含めて徹底的に解説していきますね。
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Fire TV Stickで画面ミラーリングする方法

※画像はイメージです:100円ライフスタイル作成
まず最初に理解しておきたいのは、Fire TV Stickが持っている「ミラーリングモード」の基本操作です。
これは、Fire TV Stickを「信号を受け取る準備ができている状態(待機状態)」にするための手順です。
多くのデバイス(特にAndroidやWindows)を接続する際には、まずこの操作が必要不可欠になります。
クイックメニューからのアクセスが最短ルート
設定メニューの奥深くから探す方法もありますが、一番手っ取り早いのはリモコンを使ったショートカット操作です。
【推奨】クイック起動の手順
- Fire TV Stickのリモコンの「ホームボタン」を長押しします(約2〜3秒)。
- 画面全体が暗くなり、右側に時刻やアイコンが並んだ「クイックメニュー」が表示されます。
- メニューの中から「ミラーリング」という項目を選択してください。
この操作を行うとテレビ画面が切り替わり、「ディスプレイミラーリング」というタイトルの画面になります。
「端末から(Fire TVの名前)へのワイヤレスミラーリングを待機しています...」といったメッセージが表示されれば、Fire TV Stick側の準備は完了です。
設定メニューから入る方法
もしリモコンのホームボタン長押しでメニューが出ない場合やOSのバージョンが異なる場合は、以下の手順で設定画面から入ることもできます。
- ホーム画面のメニューバーから右端の「設定(歯車アイコン)」を選択します。
- 表示されるアイコン一覧から「ディスプレイとサウンド」を選びます。
- リストの中にある「ディスプレイミラーリングを有効にする」をクリックします。
どちらの方法で行っても結果は同じです。
この「待機画面」が表示されている間、Fire TV Stickは周囲のデバイスに対して「私はここにいますよ、接続を受け付けますよ」という信号(Wi-Fi Directのビーコン)を発信し続けます。
送信側のスマホやPCからデバイス検索を行ったときにリストにFire TV Stickの名前が表示されるのは、この状態になっている時だけです(※AirPlay使用時を除く)。
「いつまで待機していればいいの?」と疑問に思うかもしれませんが、基本的にはスマホ側で接続操作が完了するまでこの画面のままにしておいてください。
接続が確立されると、自動的にスマホの画面に切り替わります。もし中止してホーム画面に戻りたい場合は、リモコンのいずれかのボタンを押せば解除されます。
Amazonでも買えるFire TV Stick 4K
ミラーリングの快適さを左右する意外な盲点が、「Fire TV Stick本体のスペック」です。
映像を無線で飛ばして受信し、それをリアルタイムでデコード(映像変換)してテレビに表示するという処理は実はデバイスにとってかなりの重労働なんです。
私はこれまで初期のFire TV Stick(第1世代・第2世代)から、最新のAmazonでも買えるFire TV Stick 4K Maxまで、歴代のモデルをすべて使ってきましたがミラーリング時の挙動には明確な差があります。
プロセッサ性能が遅延(ラグ)に直結する
古いモデル(特に4K非対応の第2世代など)でミラーリングを行うと、スマホの操作に対してテレビ画面の表示がワンテンポもツーテンポも遅れることがよくあります。
指でスクロールしてから0.5秒〜1秒後に画面が動くような感覚です。これでは写真を見る程度なら我慢できても、ゲームや動画視聴はストレスが溜まってしまいますよね。
一方でFire TV Stick 4K Max(第2世代)などの最新モデルはクアッドコアの高性能プロセッサを搭載しており、メモリ容量も増えています。これにより送られてきた映像データを瞬時に処理できるため遅延が大幅に軽減され、動きの激しい映像でもカクつきにくくなっています。
Wi-Fi 6E対応の恩恵
また最新の4K Maxモデルなどは、通信規格として「Wi-Fi 6」や「Wi-Fi 6E」に対応しています。ミラーリングはWi-Fiの帯域幅を大量に使用するため、通信速度と安定性が命です。
もしご自宅のルーターがWi-Fi 6に対応しているのであればFire TV Stick側もそれに対応したモデルを選ぶことで、電子レンジ使用時などの電波干渉にも強くなり接続が途切れるリスクを減らすことができます。
【選び方のポイント】
これから購入するなら、少し価格が高くても「4K」または「4K Max」モデルを強くおすすめします。
ミラーリングだけでなく、普段のアプリ操作のサクサク感も段違いですよ。
Androidスマホをテレビに映す設定
Androidユーザーの方はFire TV Stickとの相性が非常に良いため、最も手軽にミラーリングを利用できる特権を持っています。
これはAndroid OSとFire TV Stickのベースシステム(Fire OS)が、共通して「Miracast(ミラキャスト)」という業界標準規格をサポートしているからです。
メーカー別・接続アイコンの名称一覧
Androidの少しややこしい点は、スマホのメーカーによってミラーリング機能の「呼び名」や「アイコンの場所」がバラバラであることです。機能自体は同じMiracastなのですが、探すのに苦労することがあります。主要なメーカーごとの名称をまとめてみました。
メーカー | 機能名称(アイコン名) | 主な確認場所 |
|---|---|---|
Samsung (Galaxy) | Smart View | クイック設定パネル(2ページ目にあることが多い) |
Sony (Xperia) | スクリーンミラーリング / 機器接続 | 設定 > 機器接続 > 接続の設定 |
Sharp (AQUOS) | Cast / ワイヤレス出力 | 設定 > 接続済みのデバイス |
Xiaomi / Redmi | キャスト / ワイヤレスディスプレイ | クイック設定パネル / 設定 > 接続と共有 |
OPPO | スクリーンキャスト | 設定 > 接続と共有 |
具体的な接続ステップ
- まず、前述の手順でFire TV Stickを「ミラーリング待機画面」にします。
- Androidスマホの画面上端から下にスワイプし、「クイック設定パネル」を開きます。
- 上記の表を参考に、ミラーリング用のアイコンを探してタップします(見つからない場合は編集ボタンで追加するか、設定アプリから探します)。
- 「デバイスを検索中...」と表示された後、リストに「Fire TV Stick」などの名前が出てきます。
- 名前をタップすると接続が開始されます。数秒待つと、テレビ画面にスマホの画面がそのまま表示されます。
Pixelシリーズユーザーへの重要なお知らせ
ここで一つ、非常に重要な注意点があります。Google Pixelシリーズ(Pixel 6, 7, 8など)をお使いの方です。実はPixelシリーズはハードウェアとしては能力があるにもかかわらず、メーカー(Google)の方針によりこのMiracast機能が無効化されています。その代わり「Google Cast(Chromecast)」という別の規格が採用されています。
Fire TV Stickは標準ではGoogle Castを受信できません。つまり、Pixelスマホは標準機能のままではFire TV Stickに接続できないのです。「キャストボタンを押してもFire TVが出てこない」というのはこれが原因です。Pixelユーザーの方は後述するiPhoneと同じように、別途アプリを導入する必要があります。
iPhoneとファイヤーTVをミラーリングする方法
iPhoneやiPadなどのApple製品をお使いの方が、Fire TV Stickでミラーリングしようとして最初にぶつかる壁が「標準機能では全く反応しない」という事実です。コントロールセンターの「画面ミラーリング」ボタンを何度タップしても、リストには自宅のテレビが表示されません。
なぜiPhoneは標準で繋がらないのか?
これには「通信プロトコル(規格)」の違いが関係しています。iPhoneのミラーリングはApple独自の「AirPlay(エアプレイ)」という規格で行われます。一方でFire TV StickはAmazonの製品であり、標準でサポートしているのは「Miracast」です。言語が違うので会話が成立しないようなものですね。
「じゃあiPhoneでは無理なの?」と諦めるのはまだ早いです。Fire TV StickはAndroidベースのOSで動いており、アプリを自由にインストールできる拡張性があります。ここに「AirPlayの信号を受信して翻訳してくれるアプリ」を入れることで、Fire TV Stickを擬似的に「Apple TV」化することができるのです。
サードパーティ製アプリによる解決策
この役割を果たしてくれるのが、サードパーティ(Amazon純正ではない第三者企業)が開発した「AirPlayレシーバーアプリ」です。これをFire TV Stickにインストールして起動しておくと、iPhoneからはそのアプリが「AirPlay対応デバイス」として認識されるようになります。つまり、流れとしては以下のようになります。
- Fire TV Stick側でレシーバーアプリを起動し、待ち受け状態にする。
- iPhoneがWi-Fi経由でそのアプリを見つける。
- iPhoneから映像データを送信し、アプリがそれを受け取ってテレビに表示する。
この仕組みを使えば高価なApple TV(ハードウェア)を買い足さなくても、手持ちのFire TV StickだけでiPhoneの画面を大画面に映し出すことが可能になります。これはFire TV Stickユーザーの間では非常にポピュラーな活用法であり、多くのアプリがリリースされています。
iPhone対応の無料アプリを活用する
では、実際にどのアプリを使えば良いのでしょうか。Amazonアプリストアには多数のミラーリングアプリが存在しますが機能、安定性、コストの面で定番と言えるものがいくつかあります。ここでは、まずは無料で試せる代表的なアプリ「AirScreen」を中心に解説します。
AirScreen(エアスクリーン)の特徴と導入手順
「AirScreen」は、Fire TV Stickにおけるミラーリングアプリの代名詞的存在です。AirPlayだけでなくGoogle Cast(Pixel対応)、Miracast、DLNAなどあらゆる規格に対応している「マルチプロトコル対応」が最大の特徴です。
【AirScreenの導入ステップ】
- Fire TVのホーム画面で「検索」アイコンを選び、「AirScreen」と入力(音声検索で「エアスクリーン」と言ってもOK)。
- アプリをダウンロード・インストールして開きます。
- 初回起動時に「ウェルカム画面」が表示されるので、「確認」を押して進みます。QRコードが表示されることがありますが、基本的にはスキップして大丈夫です。
- アプリのホーム画面が表示され、左上に「開始」や「スタート」の状態が表示されていれば準備完了です。
この状態でiPhoneのコントロールセンターを開き「画面ミラーリング」をタップすると、リストに「AS-AFTT[AirPlay]」といった名前が表示されるようになります。これを選べば接続完了です。
無料版の制限と有料アプリの検討
AirScreenは非常に優秀ですが、無料版にはいくつかの制限があります。最も気になるのは「広告の表示」と「利用時間の制限」でしょう。接続を切るタイミングで全画面広告が出たり、一定時間経過するとプレミアム版へのアップグレードを促す画面が出たりすることがあります。
「たまに写真を見せるだけ」なら無料版で十分ですがもし映画一本を丸ごとミラーリングしたい、頻繁にYouTubeを飛ばしたいといったヘビーユースを考えているならストレスを感じるかもしれません。
その場合の選択肢として私が個人的におすすめするのは「AirReceiver(エアレシーバー)」というアプリです。こちらは300円〜400円程度の「買い切り型」の有料アプリです。月額課金(サブスク)ではなく一度払えばずっと使えます。広告が一切なく、動作も非常に軽量で安定しています。「数百円で快適さが買えるなら安いもの」と割り切れる方には、AirScreenの有料プランよりもAirReceiverの購入をおすすめします。
Windows11のPC画面を映すやり方
テレワークの普及により、「ノートPCの画面をリビングのテレビに映して作業したい」あるいは「PCに保存した動画を家族で見たい」というニーズも増えています。Windows 10およびWindows 11は、標準機能としてMiracast送信機能をOSレベルで組み込んでいるため、追加ソフトなしで簡単に接続可能です。
ショートカットキー「Win + K」が最強
Windowsの設定メニューから「ディスプレイ」>「ワイヤレスディスプレイに接続する」と辿ることもできますが、もっとスマートで早い方法があります。キーボードショートカットです。
【接続手順】
- Fire TV Stickを「ミラーリング待機画面」にします。
- PCのキーボードで「Windowsロゴキー」を押しながら「K」を押します。
- 画面の右下(Windows 10は右側)に「キャスト」というポップアップメニューが現れます。
- 近くにあるワイヤレスディスプレイが検索され、「Fire TV Stick」が表示されるのでクリックします。
これだけで接続されます。初回接続時は、Fire TV Stickの画面に「許可しますか?」という確認が出る場合があるので、リモコンで許可してください。
「複製」と「拡張」を使いこなす
接続が完了すると、デフォルトでは「複製(PCと同じ画面がテレビに出る)」モードになります。しかし、プレゼンや作業で使うなら「拡張」モードが便利です。接続後に「Windowsキー + P」を押すと、投影モードの切り替えメニューが出ます。
- 複製: PCとテレビに同じ画面を表示。操作説明などに。
- 拡張: テレビを「2台目のモニター」として使用。テレビで動画を流しながら、手元のPCでメールを返すといった使い方ができます。
- セカンドスクリーンのみ: PC画面を消してテレビだけを表示。映画鑑賞時にPCの光が邪魔な場合に。
なお、PCのハードウェア(Wi-Fiカードやグラフィックボード)が古すぎるとMiracastに対応していない場合があります。詳細な要件については、Microsoftの公式サイトなどでも確認できます。
Fire TV Stickのミラーリングができない対策

※画像はイメージです:100円ライフスタイル作成
「手順通りにやったはずなのに繋がらない」「繋がったけどすぐに切れる」「画面がおかしい」。ミラーリングには無線通信ならではのトラブルがつきものです。ここからは、よくある症状ごとに具体的な解決策とチェックポイントを深掘りしていきます。
ファイヤースティックTVでミラーリングできない理由
ミラーリングがうまくいかない最大の要因は、実は端末の設定ではなく「ネットワーク環境(Wi-Fi)」にあります。特にAirScreenなどのアプリ経由で接続する場合、送信側(スマホ)と受信側(Fire TV Stick)が「同一のネットワーク」にいないと、お互いを見つけることができません。
SSID(ネットワーク名)の不一致を確認する
現代の家庭用Wi-Fiルーターは、1台で「2.4GHz帯」と「5GHz帯」という2種類の電波を飛ばしていることがほとんどです。これらは通常、別々のSSID(Wi-Fiの名前)を持っています。
- 例:Buffalo-A-XXXX(5GHz帯)
- 例:Buffalo-G-XXXX(2.4GHz帯)
例えばFire TV Stickが「Buffalo-A(5GHz)」に繋がっていてスマホが「Buffalo-G(2.4GHz)」に繋がっている場合、ルーターの設定によっては「別々の部屋にいる」とみなされ通信が遮断されることがあります(セパレーター機能)。
- 対策
スマホとFire TV Stickの両方のWi-Fi設定画面を開き、接続しているSSIDが完全に一字一句同じものであるかを確認してください。
基本的には、通信速度が速く干渉に強い「5GHz帯(名前にAや5Gが入る方)」に両方を統一することを強く推奨します。
電源供給不足による動作不安定
意外な落とし穴として、Fire TV Stickへの電力供給不足があります。テレビの裏にあるUSBポートから電源を取っていませんか?テレビのUSBポートは出力が弱く、Fire TV Stickが本来の性能を発揮できない場合があります。特にミラーリングのような高負荷な処理を行うと、電力不足でWi-Fi接続が不安定になり切断される原因になります。
必ずFire TV Stickに付属している純正のACアダプターを使用して、壁のコンセントから直接電源を取るようにしてください。これだけで動作が安定するケースは非常に多いです。
iPhoneとFirestickをミラーリングできない原因
iPhoneユーザーの方からよく寄せられるのが「AirScreenを入れたのにiPhoneから見つからない」という相談です。Wi-Fiも同じにしているのにダメな場合、以下のポイントを疑ってみてください。
1. アプリがバックグラウンドで落ちている
Fire TV Stickは、ホーム画面に戻るとアプリをバックグラウンドで一時停止させることがあります。しばらく他の動画を見てからミラーリングしようとした時、AirScreenが裏で終了してしまっている可能性があります。
ミラーリングを始める前には面倒でも一度Fire TV上でAirScreenアプリを開き、待機画面を表示させてからiPhoneを操作する癖をつけると確実です。
2. iOSの「ローカルネットワーク」権限
iOS 14以降、プライバシー強化のためにアプリが同じWi-Fi内の他のデバイスと通信する際に「許可」が必要になりました。通常は関係ありませんが特定のミラーリングアプリ(スマホ側にもアプリを入れるタイプの場合)では、設定>プライバシー>ローカルネットワークでそのアプリの権限がONになっているか確認が必要です。
3. AirPlayの競合
ごく稀ですが自宅に本物の「Apple TV」や「AirPlay対応テレビ」がある場合、iPhoneがそちらを優先的に認識してしまい、Fire TV Stick上の擬似AirPlayが表示されないことがあります。他の機器の電源を切ってみて改善するか試してみてください。
Netflix再生時に画面が真っ暗になる
ミラーリング接続は成功しホーム画面やYouTube、自分で撮った写真は綺麗にテレビに映る。なのにNetflix、Prime Video、Disney+、Huluなどの映画やドラマを再生した瞬間「映像が真っ暗になり、音声と字幕だけが表示される」。この現象に遭遇して故障を疑う方が後を絶ちません。結論から言うと、これは正常な仕様です。
HDCP(著作権保護技術)の壁
有料動画配信サービスは、コンテンツが不正に録画・コピーされるのを防ぐため、HDCPという暗号化技術を使っています。
スマホの画面を無線で飛ばすミラーリング処理はシステム上「画面キャプチャ(録画)」に近い挙動をするため、アプリ側がこれを検知して映像出力を強制的に遮断(ブラックアウト)させるのです。
解決策は「ネイティブ再生」のみ
残念ながら、ミラーリングでこれを回避する方法はありません(違法なツールを除いて)。しかし、そもそもFire TV Stickはそれらのサービスを見るための専用デバイスです。
スマホの画面を映そうとするのではなくFire TV Stickの中にNetflixやDisney+のアプリを直接インストールし、自分のアカウントでログインして再生してください。
この方法ならHDCPの問題は発生せず、スマホのバッテリーも消費せず、最高画質(4K/HDR)で作品を楽しむことができます。「動画視聴はFire TV本体で、Web閲覧や写真共有はミラーリングで」という使い分けが正解です。
車などのWi-Fiなし環境で使う
行楽シーズンやキャンプ、あるいは車の後部座席モニターとしてFire TV Stickを使いたいというニーズもあります。しかし通常Fire TV Stickはインターネット(Wi-Fi)がないとホーム画面すらまともに表示されません。そんなオフライン環境でミラーリングはできるのでしょうか。
Androidなら「Wi-Fi Direct」で可能
ここで再びAndroid(Miracast対応機)の強みが発揮されます。Miracastは「Wi-Fi Direct」という技術を使っておりこれはルーターを介さず、スマホとFire TV Stickが1対1で直接無線接続する仕組みです。
そのためインターネット契約のない山奥でも、トンネルの中でも、スマホとFire TV Stick(と電源)さえあればスマホ内の保存済み動画や写真をテレビに映すことができます。設定手順は自宅で行う時と同じです。
iPhoneの場合は非常に困難
一方でiPhoneのAirPlayやPixelのGoogle Castは基本的に「アクセスポイント(ルーター)」を介した通信を前提としています。そのため、ルーターのない車内などでiPhoneをミラーリングするのは非常にハードルが高いです。
一つの方法として、「スマホのテザリング機能」を使う手があります。
- iPhoneのテザリング(インターネット共有)をONにする。
- Fire TV StickのWi-Fi設定から、iPhoneのテザリング電波に接続させる。
- その状態でAirScreen等のアプリを起動し、ミラーリングする。
これで理論上は繋がりますがFire TV Stickが裏でアップデートなどを始めてギガ(通信量)を大量消費するリスクや、接続手順の煩雑さを考えるとあまり実用的ではありません。
車などのWi-Fiなし環境で使うならHDMIケーブルでiPhoneを有線接続する変換アダプタを使う方が、結果的に安上がりで安定するかもしれません。
Fire TV Stickのミラーリング手順まとめ

※画像はイメージです:100円ライフスタイル作成
総括
長くなりましたが、Fire TV Stickのミラーリング機能について、デバイス別の攻略法をまとめます。
- Android・Windowsユーザー
追加アプリ不要で最も快適。
Fire TV標準の「ミラーリング」機能をONにするだけでOK。
Wi-Fiなし環境でも使えます。 - iPhone・Pixelユーザー
標準機能では非対応。
Fire TV側に「AirScreen(無料)」や「AirReceiver(有料)」などのアプリをインストールして、受信環境を作る必要があります。 - 全ユーザー共通の注意点
Netflixなどの有料動画は著作権保護で真っ暗になります。
これらはFire TV上のアプリで直接再生しましょう。
また、接続が不安定な時は「5GHz帯Wi-Fiへの統一」と「コンセントからの電源供給」を確認してください。
Fire TV Stickは単に映画を見るだけでなくスマホの画面を大画面でシェアして家族で旅行の写真を眺めたり、仕事でPC画面を映したりと、工夫次第で可能性が広がるデバイスです。
ぜひお持ちのスマホに合わせた最適な設定で、便利なミラーリング生活を楽しんでくださいね。
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